
【医師の実例】50km走でCK値331! 筋損傷を半減したリカバリー
こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。
「昔と比べて練習後の疲れが抜けにくくなってきた」
「本当はもっと頑張りたいのに体がついてこない」
そんなお悩みをお持ちの方に、興味深い最新データが入ったので今日はそれをシェアしたいと思います。
今回のデータをお寄せいただいたのは、東京の内科医ランナー、吉田明弘さん。
吉田先生には以前から医師の立場から様々なご助言いただいており、サプリ開発の際はモニターとしてご協力いただくなど、個人的にとてもお世話になっているドクターです。
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『最後まで諦めなかった』
ことの発端は、吉田先生からこんなLINEメッセージが届いたことでした。
『おはようございます。サプリを飲み終えそうなので本日発注しました。
先週の水曜日に50km走をしました。それなりに疲労感はある練習でしたが、翌日が驚くほど楽でダメージがほとんど無かったので、試しに採血をしてみました。
CK値(筋損傷の指標)が300との結果で、以前なら700とかに上がっていたと思います。回復にかなり寄与しているのでしょう。』
この話に興味を持った私は、更に詳細を吉田先生に質問しました。
CK(クレアチンホスホキナーゼ)値とは?
CK(またはCPK)とは、筋肉の中に多く含まれる酵素(=タンパク質の一種)です。筋肉が傷つくと血液中に漏れ出すため、筋損傷の度合いを知る目安となる数値です。
ランニングをすると筋繊維に微細な損傷が起きるため、通常は一時的にCK値が上昇します(運動後、24~72時間でピークを迎え、徐々に減少していきます)。
CKの値は個人差があるため、同じ距離を走っても人によってバラツキが生じます。
また、同じ人でも練習状況、栄養状態、生活ストレスなどによって値は変わります。
ランニングの負荷とCK値の目安
距離 | CK値の目安(U/L) | 備考 |
---|---|---|
10km | 200〜500 | 軽度の筋損傷。 翌日には正常値に戻ることが多い。 |
ハーフ | 500〜1,000 | 中程度の筋損傷。 筋肉痛や疲労感が翌日以降に現れることがある。 |
フル | 1,000〜3,000以上 | 筋損傷が顕著。 CK値が3,000を超えることもあり、回復に数日を要する。 |
100km | 3,000〜5,000以上 | 長時間の負荷により、CK値が大幅に上昇。 回復期間が長くなる。 |
100mile | 5,000〜10,000以上 | 極度の筋損傷。 CK値が10,000を超えることもあり、医療的な注意が必要な場合も。 |
(スマホで表は横スクロール可能)
*基本的にCKが高いほど主観的な疲労感も大きくなりますが、一致しないときもあるようです(CKが半減しても主観的な筋肉痛は変わらなかったことを示した研究もある)
CKが上がりにくくなるメリット
このようにCKは客観的に体のダメージを知る手掛かりとして活用することができます。
同じ練習をしてもCKが上がりにくいということは、ダメージが少なくなったor回復力が向上しているということを意味します。
すると、より負荷の高い練習を継続することができ、更なる走力向上につなげることができます。
吉田先生のデータを公開
日付 | CK値(U/L) | 種目・条件 |
---|---|---|
2025.5.22 | 331 | 50km @6:19/km |
2023.3.6 | 748 | フルマラソン(3時間19分) |
2022.4.18 | 812 | フルマラソン(当時PB 3:19:48) |
2018.6.26 | 2,999 | 100kmウルトラ(12:58:40、2日後の計測) |
2018.2.26 | 916 | フルマラソン(サブ3.5) |
2017.2.27 | 2,250 | フルマラソン |
(スマホで表は横スクロール可能)
*採血は翌日。18年サロマ湖のみ2日後。
こちらの表は吉田先生に提供いただいたデータです。
2023年以前はフルマラソンを走るとCKが700~900くらい上昇する傾向にありました。サロマ湖100kmでは3000まで上がっています。
(2017年のフルで2250まで上がっているのは、何らかの原因で回復が遅れていた、あるいはスタート時から疲労が抜けていなかったのかもしれません)
注目なのが、今年の50km走後のデータです。ペースがフルのレースと比べてゆっくりというのもありますが、それでも330とフルマラソンに比べて半分以下の数値に収まっています。
この数値の変化は、主観的にはどれくらいの違いとして感じられるのでしょうか?
以下に吉田先生から読者の皆さん宛に書いていただいた感想をシェアします。
吉田先生からいただいた推薦のお言葉
私は内科医です。これまでサプリに対してはあまりいいイメージはありませんでした。
サプリによる肝機能障害の患者さんなどを診ていたからです。
小谷さんとは以前から仲良くさせていただき、それもあって数年間Holos製品を愛用させていただいております。
サプリ使用前後でのロング走の疲労感の変化
今回Holos製品を実際に使用してどのような変化(効果)があったかを報告させていただきます。
これまでの(レースを含む)ロング走では中盤から疲労感が出現し、終盤からはそれとのせめぎ合いなることが殆どで、終了時は疲労困憊になることが常態化しておりました。
翌日の筋肉痛は必須であり、その程度により3-4日走れないことも多々ありました。
それがHolosのサプリを継続使用することにより集中力が途切れず最後まで脚が持つようになりました。
今回の50km走はキツくなってきた44km過ぎからもうひと頑張りすることができ、気分が上がって50kmの終了地点までビルドアップしてしまいましたが、ダメージを残さず終了することができました。
翌日はさすがに疲労感はありましたが、驚いたことにいつもの筋肉痛がなく不思議な感じがしたので、血液検査をしたところCPK331と正常値を少し超えるくらいの結果でした(ちなみにCPKとは筋肉の損傷を表す検査で正常値は62-287です)
過去の結果と比べると明らかに低い数字で『疲労感はあったが筋肉痛がなかった』という体感を裏付ける結果となりました。
各商品の感想と推薦の言葉
私が普段服用しているサプリはCCP、CR、CSです。
そして30km地点と40km地点で服用したCatalyst Zoneはレース前、レース中、ポイント練習前などに。そしてKernelネックレスも愛用しております。
CCPは持久力がついてきたと思いますし、現に50kmをレースペースでダメージなく走り切ることができたのがその証拠です。
CRの回復力の早さは次回のトレーニングの質を高めるとともに故障しにくくなるカラダを作り上げ、CSはランニング中の集中力を高める以外にも仕事のストレス緩和にも役立っていると実感できます。
もちろん今回の50km走の結果が全てサプリのおかげと言い切ることはできませんが、体感のみならずCPKの数値の結果がHolos製品の優位さを裏付けるものではないかと考えております。
個人差はあるとは思いますが確かな効果が実感できる。これがHolosのサプリだと思います。
栄養がどのようにCKをコントロールするのか?
次に、Catalystサプリが練習後のCK低下(回復力アップ)に役立ったと仮定して、その主なメカニズムを明らかにしたいと思います。
Catalyst Cardio Performance(CCP)の成分と回復力
成分:CoQ10、L-カルニチン、HCA、ブラックジンジャー
メカニズム:脂質代謝の向上が長時間ランニングでの筋肉の分解を抑制し、筋損傷を軽減した
Catalyst Recovery(CR)の成分と回復力
成分:水素(水素化シリカ)、ビタミンB群、ビタミンC・E・Dなど
メカニズム:活性酸素のストレスによる筋細胞の損傷が軽減した。高濃度ビタミン群が回復を促進した。
Catalyst Spirits(CS)の成分と回復力
成分:ロディオラ、スピルリナ、冬虫夏草などのアダプトゲン系ハーブ
メカニズム:自律神経の安定や炎症ストレスの軽減が身体の回復を促進した。
*上記は各サプリの特徴が分かりやすくなるように単純化して説明しています。大切なのは、それぞれの栄養成分が「壊れにくい筋肉細胞」「壊れても素早く立て直す細胞環境」を作ることに貢献しているということです。
筋疲労にお悩みなら、まずはCatalyst Recoveryがおすすめです
Catalystサプリにはどれも回復的な要素がありますが、筋損傷に課題意識を感じる方に一番最初に試していただきたいのはCatalyst Recoveryです。
これは
- 私が使用している体感
- お客様からお寄せいただいている声
- 成分に関するエビデンス
から総合的に判断しての直感です。
回復力が高まれば、これまでは無理だと思っていたことが実現できる基盤ができます。
より多くの自分の意欲を形にすることができます。
私はその可能性を感じられる生き方が大好きです。
皆さんの可能性の開発に、ぜひCatalystサプリをお役立てください。