【書籍】医者も知らない酵素の力
【書籍】医者も知らない酵素の力
『医者も知らない酵素の力』
食物酵素理論の実践で、人は20~30年長生きできる!
エドワード ハウエル (著)
■「まえがき」より抜粋
1898年生まれの私が「消化と代謝における食物酵素の重要性」という小さな論文を書いたのは1934年のことで、この論文を補充して46年に『消化と代謝における食物酵素の役割』という本を出版した。
栄養学の歴史は、いわゆる三大栄養素やカロリーの発見から、ビタミン、ミネラルの研究と進んで今日に至っている。また、酵素のことも研究されてきたが、その研究はビタミン、ミネラルの研究ほどには進んでいない。まして、食物酵素といったことには私以外ほとんど研究者がいない。
食物酵素の重要さを研究してきた私にいわせると、現在の栄養学はビタミン、ミネラルのことも知らなかった遠い昔の栄養学と同じにしか思えない。
読者は本書によって、ビタミン、ミネラルの栄養学を越えた一つの重要でより広範で、かつもっとも新しい栄養学に触れて欲しい。それは読者自身と読者の家族、親しい友人 たちの健康と長寿のために必ず役に立つ栄養学であり、同時に不幸にして病気になった時にもすぐ役に立つ治療法を教えてくれる栄養学でもある。
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■店長の小谷より推薦の言葉
本書で紹介されている食物酵素理論という考え方は、まだ世の中ではほとんど認知されていません。しかし、人類の健康や寿命を飛躍的に向上させる可能性を秘めた、大いなる仮説であると私は感じています。
食物酵素理論の要旨をざっくりというと「加熱調理された食品を食べると、体内で大量に消化酵素を作らなくてはいけない。それが体にとっては負担となり、体内のリソースが不足して病気になったり本来の寿命を全うできなくなっている。」です。
さて、食物酵素理論で検索すると賛否両論といいますか、どちらかというと「根拠が不十分である」という意見の人が多いように感じます。例えば、著者の言う「人が生涯で作れる酵素の量は決まっているので、消化酵素で使いすぎると寿命が縮む」というのは根拠となるデータが無い仮説です。
ただ、根拠が不十分であることは、その主張が間違っていることの証明ではありません。(そもそも、根拠が十分にあれば、それは仮説ではなく定説となります)
科学は仮説を立て、それを検証しながら進歩してきたわけですから、根拠が不十分という理由でその主張に耳を傾けないことは科学的な姿勢とはいえないでしょう。
著者が食物酵素理論を主張するのには、そう考えるに至った理由がきちんとあります。それが本書では丁寧に書かれています。私たち読者は、著者が長年の研究で収集してきた実験データを中立的な視点でみて、自分の頭で考えることで、食物酵素理論が語るアドバイスを生活に取り入れるか否かを判断することができるでしょう。
私は食物酵素理論はある程度の正しさがあると個人的には考えており、生活へも反映して行動しています。様々な健康情報がある世の中ですが、本書は根拠が不十分でも「少なくとも聞く耳を持つ価値はある」というのが私の感想です。
ご自身や大切な人の健康をさらに向上させたいという方はぜひ本書を手に取ってその可能性を探ってみてください。
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