
Holos通信・番外編|7月号
こんにちは。
ランニングショップHolosの小谷です。
もうすぐ7月に入り、梅雨の雨&高い気温と走るのが大変な季節がやってきましたね。
私は去年、クロスバイクを買ったのですが、自転車はランニングと比べて暑い時期でも運動をしやすいなと気づきました。
(風が涼しく、ドリンクを携帯しても揺れのストレスが無い)
今年の夏はクロスバイクを積極的に活用して充実したトレーニングにしたいなと思っています。
さて、今回はHolos通信・番外編をお送りします。
番外編では
- 話題になった最近の記事を紹介
- お客様からの新着レビューのシェア
- ちょっとした小話
- ショップからの来月の予告
といった内容を気軽に読めるニュース的にお届けしようと思っています。
ぜひ、気楽に一息入れるような感覚で目を通してみてください。
今月のイチ押し記事をまとめ読み!
ウルトラの復活力を高める3つのヒント
ウルトラの苦しい場面で「自分でも驚くほど」回復できた経験はありますか?
補給やセルフトークなど、より早く確実に復活するために、再現性の高い方法をまとめました。
秋の大会を控えた今こそ、ぜひ読んでロング走のときに試してみてください!
スピ練が苦手でも大丈夫! 走力を伸ばす3つのファルトレク活用術
「速くなるにはスピード練習しなきゃ...でも苦手で続かない...しかも、最近暑い!」という方へ。
夏でも潰れて失敗するリスクが低く、気負わずに続けられるファルトレクという方法をご紹介しています。
今から始めれば、秋からのフルマラソン準備を好スタートして記録を狙えるチャンス!
ランナー特有の朝のつらさ。寝起きのダルさがスッキリすると定評のある栄養素
睡眠は疲労から回復し、次の練習をするための最も大切なリカバリー方法といえます。
良質な睡眠はそれ自体が組織の回復を促し、パフォーマンス向上につながります。
睡眠時の回復をお膳立てすれば、毎朝のコンディションが整い、日々の練習や仕事にも前向きに取り組めますよ。
こんなお声、いただきました!(新着レビュー)
▼木村潤子さんからのコメント(商品:定期便CCP+CSセット)
『Kernelをレンタルして効果を実感しました。けがの影響で左足に依存した走り方をしていましたが、右足でもしっかり着地する走り方に修正できている気がします。
また、CSの摂取を、朝昼から朝晩に変更したところ、より脳疲労が軽減できています。』
課題だった右足も使えるようになれば、パフォーマンスも回復し、故障のリスクも軽減できますね!
サプリの飲むタイミングで違いがあるというのも、試行錯誤して発見する楽しみがありますね。
これからの暑い季節はさらに脳疲労の影響が大きくなりやすいですから、CSの恩恵がより大きくなると思います。
Holosではサプリの定期便をご利用の方にはスポーツネックレスKernelを無料でレンタルできる特典があります。
また、複数のサプリを組み合わせてご使用の方は割引のあるセット商品もご用意しています。
▼MASAHIDE MATSUZAWAさんからのコメント(商品:Catalyst Spirits)
『即効性というより、飲み続けていると効果を感じるものという認識です。飲むのを止めてみた期間がありましたが、気付けばやる気(?)みたいなものが薄れていたりとか…
また飲み始めるといつの間にか「練習を続けよう」「ポイント練習を毎週こなしていこう」と思っていたり。そういったやる気的な所に効いてる気がします。』
→「やる気」は心身の回復状態と密接につながっていて、特に脳疲労がたまっていると気力が湧かなくなりがちです。Spiritsに含まれるアダプトゲンは、その「内側の疲れ」をケアするという意味でも効果的です。
今月のこばなし by 小谷
ある程度、走ることに真剣になりだした方なら「マラソンにこんなに時間やお金、人生を費やして良いのだろうか?」と不安になることがあるかもしれません。
「どのように生きたらよいか?」という広大なテーマは人類が古代から考え続けて結論の出ていない問いですから、人生のふとした瞬間に疑問(=確信が持てないという不安)が生じるのは不思議なことではないと思います。
こんなに走ることに投資する自分の選択は本当に正しいのだろうか? と。
今私が読んでいる書籍『フロー体験 喜びの現象学』(M. チクセントミハイ著)は、この悩みに解消のヒントを与えてくれます。
著者であるチクセントミハイは「人はどのような体験をしているときに幸福に感じるのか?」について研究しました。
そこから分かったのは、人が真に幸福に感じるのは「フロー」という集中状態で何かに取り組んでいるときであるということでした。
フローの例として、ロッククライマーが絶壁に挑んでいるとき、音楽家が作曲しているとき、チェスプレイヤーが好敵手と対局しているときなどがあります。
スポーツ、文芸、創造的な活動など分野は様々ですが、これらの活動に没頭している人たちは、多くの共通した感覚を持っていたそうです(例えば、時間があっという間に感じられ、「自分という感覚」が消滅するなど)。
チクセントミハイは、フロー状態こそが人の幸福であり、日常的にフロー状態を多く経験できる生き方は幸福な人生であると語ります。
フロー状態に入りやすい条件として9つのポイントが分かっています(興味のある方は検索してみてください)。
今回私が皆さんに共有したかったことは、私たちがランニングの記録向上を目指して頑張って練習しているとき、それはフローにとても近い経験をしているということです。
損得勘定を離れて「ただ目標を目指して頑張るのが楽しいからやる」と主体的に行動しているときの私たちは、心理学的にもお墨付きの幸せな人生を歩んでいるといえます。
私も個人的にはチクセントミハイの主張に共感していて、自分なりに幸せな生き方の指針としています。つまり、できるだけ人生をフローで満たしていくことです。
私はこのHolos通信を書いているとき、最近はとても集中できて幸せな気分です。
今朝のトレーニングもやりきって満足した気持ちでした。
集中した読書で知識と経験の新しい結びつきを発見するのも刺激的です。
没頭できる活動にエネルギーをガンガン注ぎ込む。それが今の私の理想とする姿です。
あなたにとってのフローは、どんな場面にあるでしょうか?
(砂浜にて貝殻集めに没頭中の娘たち。育児でも子供たちが主体的に熱中できる時間を増やしてあげたいと思うようになりました。)
来月のHolos、こんなことを進めていきます
7月になり、読者の皆さんのトレーニング的には
- 秋からのフルマラソンに向けた準備
- 秋のウルトラマラソンにチャレンジ
という方が多くなってくるのではないかと予測しています。
走りやすくなる秋から本格的なトレーニングを始められるよう、今の時期は基礎づくり(ベースビルディング)が大切な期間です。
そのための情報提供や、暑さの中でもトレーニング効果を高める工夫について、改めて発信していきたいと考えています。
大会まで期間が空くことでモチベーションがやや下がりがちな7月。
そんな時期でも、意欲的に・楽しく走り続けられるようにHolosとしてお手伝いしていきたいと思っています。
番外編では、こんなふうにHolosの裏側や日常もちょこちょこお届けしていきます。
では、また来月!